2008/8/13
iPhone/iPod touchとAppStoreの登場は、モバイル業界各社にとって大きなビジネスチャンスです。
ここではiPhoneネイティブアプリ(以降このカテゴリではiPhoneアプリと表記します)の開発を考えている方や開発に取り組もうとしている方々へ向けての記事を掲載していきます。
『ポータルサイト』
iPhoneコンテンツに取り組む上での入り口であり、開発を進めていく上での窓口になります。
・Apple Developer Connection(ADC)
http://developer.apple.com/jp/
Mac及びiPhoneの開発のポータルです。
開発に関する各種作業や情報はここに全て集約されています。
ネット上に情報が無く英語資料ばかりで不便すると思いますが、
社内wikiを作るなどし知識を整理共有していくのが良いと思います。
・iPhone Developer Program(iDP)
アプリの実機開発やコンテンツの配信を行う場合、iDPへ登録する必要があります(有料)。
http://developer.apple.com/jp/iphone/program/details.html
iDP登録しなければ知る事が出来ない情報も多くあり、開発を考慮している場合は早めの登録をお勧めします。
※登録には少し日数が掛かる場合があるようです。
また、コンテンツはAppStore及びiTunes Storeを通じて配信されます。
一連の流れはADCやiDPで把握してください(Appleの開発者向けセミナーに参加するのも良い)。
『開発環境』
モバイル関係ではWindows/Linuxのみで開発を行ってきた方が多いと思います。
OS、開発ツール、ハードウェア、覚えるべき事が山積みで、最初のハードルでしょうか。
・ソフトウェア
OS:Mac OS X 10.5以降
IDE:Xcode3.x
UI作成:Interface Builder(IB)
フレームワーク:Cocoa
プログラム言語:Objective-C
どれもひと癖ふた癖あるものばかりですので、
次回はハードウェアを含めて導入時のメモを整理しようと思います。