2008/8/4
やはり、デスクトップ版Safariにはない制限が色々あります。
- GIF、PNG、TIFF画像のデコードサイズ制限は2メガピクセル。
つまり、width × height ≤ 2 × 1024 × 1024 でなければいけません。
- サブサンプリングで圧縮されたJPGのデコードサイズは32メガピクセルまでOK。
サブサンプリングで圧縮すれば、サイズが16分の1になります。
デジカメの写真を大きいまま表示させたい場合は、こちらがよいでしょう。
- アニメーションGIFのデコードサイズは2MBまで。
それより大きいものは最初のフレームだけしか表示されません。
- canvas要素は2MBまで。
大きさ指定なしだと150×300ピクセルとなります。
- HTML、CSS、JavaScript、ストリーミングなしのメディアファイル等、それぞれ10MBまで。
- JavaScriptの実行時間は10秒未満であること。
10秒以上経過するとSafariから強制ストップがかかり、思わぬ結果につながる事があります。
※iPhone OS 1.1.4までは、5秒未満で割り当てサイズは10MB
- Safariのウインドウは1度に8個までしか開かない。
- 画像の拡大・縮小をブラウザ上で行わないこと。
表示サイズ=元画像サイズであること。
背景画像を使う場合、大きい画像を使うのではなく、小さい画像のタイルで対応してください。
- Web Fonts は使えない。
デスクトップ版Safariで対応している「Web Fonts」(サーバー上にあるフォントでサイトを表示すること)は使えません。
- showModalDialog() と、print()メソッドはサポートされてない。
- 全てのマウスオーバーイベントとHoverスタイルは使えない。ツールチップも。
マウスの概念がないので対応していません。
- Javaアプレット・Flash・SVG・XSLTは使えない。
- WML(Wireless Markup Language)はサポート外。
代わりに、XHTMLのモバイルプロフィールのドキュメントタイプを使用します。
< !DOCTYPE html PUBLIC “-//WAPFORUM//DTD XHTML Mobile 1.1//EN” “http://www.openmobilealliance.org/tech/DTD/xhtml-mobile11.dtd”>
- デフォルトでは、ポップアップブロックがONになっている。
設定画面でOFFにすることができます。
原文は、
Safari Web Content Guide for iPhone OSを参照してください。