2012/1/20
各キャリアさんからの発売端末はもうすっかりスマートフォン一色。
コンテンツ制作のご相談もかなり増えてきました。
これからスマホビジネス始めちゃおっかな〜
と、お考えのあなたのために!大まかな情報をまとめました。
[ コンテンツ対応表 ]
フィーチャーフォン |
docomo |
au |
softbank |
待受画像 |
○ |
○ |
○ |
待受Flash ※1 |
× |
× |
× |
Flashアニメ |
◎ |
◎ |
◎ |
Flashゲーム ※2 |
○ |
○ |
○ |
デコメ画像 |
◎ |
◎ |
◎ |
デコメ絵文字 |
◎ |
◎ |
◎ |
デコメテンプレート |
○ |
○ ※3 |
○ ※3 |
きせかえ ※4 |
○ |
○ |
○ |
電話発着信 |
× |
× |
× |
メール送受信 |
× |
× |
× |
フォトフレーム |
× |
× |
× |
アプリ |
○ |
○ |
○ |
ウィジェット |
○ |
○ |
○ |
◎携帯向け素材流用可 ○対応(要調整) ×非対応
※1 ライブ壁紙で実現可能
※2 要Flash改修
※3 未検証(公開資料あります?)
※4 ホームアプリで実現可能
W960×H854など横長の静止画(jpg/png/gif)を、
ユーザー任意で設定して使用。
フィーチャーフォンのような固定サイズ配置と違い、
端末毎のホーム画面仕様に応じて左・中・右など、
ホーム画面領域全体にスクロールを伴って表示される。
留意事項:転送禁止設定が出来ないので再配布される恐れがある。
DRMを考慮する場合はライブ壁紙での配信を検討すべし。
Flashアニメそのものの再生はブラウザにより可能。
待受としては設定不可。
同等なサービスを提供する場合はライブ壁紙として改めて作り直す必要がある。
(Flashから変換する方法もあるようです)
フィーチャーフォン向けのものがブラウザ上で再生可能。
ダウンロードしても非サポートコンテンツ扱いになる。
留意事項:流用時は描画の違いに注意。
パスは綺麗に表示され、ビットマップ部分は粗く目立つ。
フィーチャーフォン向けのものがブラウザ上で表示は可能。
但し大抵の場合はキー操作に難あり。
ソフトキーを表示により操作可能は可能…が、ユーザビリティは著しく低い。
(ハードウェアキー搭載端末の場合はマシ)
インターフェースをタッチパネル対応に改修して提供。
留意事項:これも転送禁止設定が出来ないので複製が懸念。
対策としてはネイティブとして作り直す、Air for Androidの機能を使い
apkとして提供するなど。
3キャリアともそのまま使用可。
留意事項:標準ブラウザでは素材のダウンロードやSDカードへの
保存が非常に不便。専用ブラウザアプリを提供するのが好ましい。
docomoはdmtの流用とSPモードメールアプリにて使用可。
au、Softbankは未検証であるがdocomoのようにスムーズには使用できない様子。
→メールアプリそのものはテンプレートに対応。テンプレートデータを
メール受信させ手動でテンプレート保存すれば使用可能。
留意事項:デコメ同様にダウンロードや使用までの手順が不便。
専用ブラウザアプリによる対応を推奨。
Androidのホームアプリにて自由に実現は可能。
docomoでは公式提供されているdocomo Palette UI きせかえ向けの
データのみ提供可能。
au、Softbankはサードパーティからカスタマイズに対応した
ホームアプリがあるのでそちらを検討。
ポータル的なサービスを提供していくのであれば自前でオリジナルの
ホームアプリを作るのも有効(但し公式ホームアプリとバッティングしてしまうのは難)
留意事項:従来のきせかえデータで使えるのは元素材ぐらいかな?
非対応。
特殊なアプリを開発すれば実現は不可能ではないものの、
恐らく費用対効果に見合わない。
皆さんキャリアにカスタマイズ出来るように働きかけてください。
非対応。
専用カメラアプリを作れば実現は可能。
フィーチャーフォン素材も流用も考えられるので、
きせかえのように公式またはサードパーティで提供するような
ところがあれば、活性化するような気がしないでもない。
撮影後の画像に合成する素材としてフォトフレーム画像を提供する手もあり。
(この場合も専用アプリが好ましい)
留意事項:スタンダードなものが無い(ある意味チャンスですよね)
携帯向けJavaアプリをAndroid向けに改修するのは比較的容易。
タッチパネル向けに最適化した移植がベストであるが、
携帯のキーに準じたバーチャルパットを配置してやれば
効率的な移植が見込める。
留意事項:昨今のスマートフォンアプリは良く作りこまれているものが
多いので、携帯からの移植はチープな印象を与える可能性がある。
仕組みが全く違うため作り直す必要はあるものの、
同様な概念でコンテンツ提供が可能。
フィーチャーホンではいまひとつ活用されない印象だが、
Androidは端末の利便性を一気に高める非常に有用な仕組み。
端末やサーバーと連携し様々なサービスと繋げてユビキタス(死語)
留意事項:ユーザー固有のサービスを提供するためには
サイト全体としての設計が必要。
・docomo:作ろうスマートフォンコンテンツ
http://www.nttdocomo.co.jp/service/developer/smart_phone/
デコメ、マチキャラ、音楽・動画、きせかえなどの仕様
開発環境、端末スペックなどの技術仕様が掲載
・au:au one Marketでのアプリ提供に関して
http://www.au.kddi.com/android/teikyo.html
公式アプリ公開の申請手順が掲載
・Softbank:Softbankスマートフォンサービス開発支援サイト
https://www.support.softbankmobile.co.jp/partner_st/home/index.cfm
デコメの仕様、音楽・動画提供イメージが掲載
公開されているのはこんなところでしょうか。
公式CPであればサポートサイトで詳細仕様等閲覧できると思います。
以上、今回はフィーチャーフォンの定番コンテンツ中心に整理しました。
これ以外にも「音楽」「動画」「電子書籍」などあるかと思いますが、
その手のコンテンツは強力な専門業者がいますのでそちらにお任せします。
ファインではスマートフォン向けのサービスに全力を投じております。
案件のご相談ありましたらお気軽にお声掛けください。
次は〜
・ユーザー認証や課金関連
・専用ブラウザアプリ
・ウィジェット
・ライブ壁紙
などについて書きたいと思います。
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